あの子と見つめ合えば。

まえがき
すごい頑張りました。
すごいすごい頑張りました。
完成したときの文字数に自分自身めちゃくちゃびっくりしましたが、飽きてしまわないようなものになった...と思います。w
書いてる僕自身はそうなってるのか全く分かりませんでしたが、ぜひ読んでください!

俺の名前は優樹(ゆうき)
高校2年生の冴えない「お兄ちゃん」である。

そんな俺には2人の妹がいる。


1人目は渚(なぎさ)

高校1年生。

とにかくキュートなかわいい顔をしているが、ときおりみせる鋭い目つきにはかなりの圧を感じる。

髪色は赤茶色。

そして髪型はツインテールというなかなかに攻めた髪型をしている。

が、くっそ似合ってて渚は自分のことがよくわかってんな〜!!

という髪型である。


しかも、渚はなんと....あの伝説のツン!と、デレ!を使いこなす。

つまりツンデレ。

いつもは尖った発言をしているが、たまに褒めると頬を染める、あのツンデレだ。

家庭内でされると少し疲れるのだが...まあ、それも可愛さでオールオーケーです。


と、俺のもうひとりの妹も紹介しよう。

名前は雫(しずく)

彼女も高校1年生だ。

とにかくクリクリでまんまるなあのお目々には愛らしさを感じ、活発で純粋で、誰にでも好かれる抱きしめたくなるような女の子である。

髪色は薄めのピンク。
髪型はボブヘアだ。

うん、かわいい。小さい子のような...全身からピンク色のオーラがモアモアと漂っているのが見える...


と、ここまで俺の妹について説明したんだが...なんかおかしいだろ?

それは俺と渚と雫、それぞれがまったくといっていいほど似ていないということだ。

冴えない兄である俺。
しかしこの2人はあまりにも冴えまくっている。

それについてはきちんと理由がある。

その理由は実は俺と渚と雫、それぞれみんな血が繋がっていないのだ。

だから、妹2人のことは一緒に家族として住んでいるが、ガッツリと異性としてみている。

うん、そりゃね。

一緒に家にいるから、ラッキースケベなんかも狙っているのだが...
きちんと警戒しているのか、未だに一度もない。

だが、ソファーでイチャイチャする2人とか...
うつ伏せでスマホを見ながら裸足をパタパタ上下する2人...
が見れただけでもかなり美味しい...
一緒に住むことでこんな様子を見させてくれたんだ!まあ...いいだろう!

にしてもこの家に来るまでに本当にたくさんの試練があった...
俺はいろーんな家庭をさまよい続け...殴られ蹴られ...一昨年やっと俺を暖かく迎え入れてくれる家庭を発見したのだ。
それが今、俺たちが住ませてもらっている「佐藤家」である。

まさに度が過ぎたお人好しと言えるこの夫婦は、家が寂しいという理由で行き場のない子供を預かっているのだという。

俺、渚、雫。
俺たち3人はこうした理由で佐藤さん家にお邪魔させてもらっているのである。


と、そんな俺のある朝...

「くかー、くかー、くかー...」

((まだ寝てるじゃないまったく...ほら起きて〜...早く起きなさぃょ...))

...ん?誰だよ...俺を起こそうとしてんのは...くそ...まだ寝みぃんだよ...

((また大きな声を出さなきゃいけないのかしら...まったく...すぅ〜))

ん...?なんの音だ...?...とにかくまだ...ねみいんだよ...もう少し寝させてくれ...
...そういえば前もこの音を聞いたことがあったような...

「は!や!く!おきなさーーーーーい!!!!」

「う、うわぁぁぁぁ!???
なんだぁ!?み、耳がぁ!!!!」

そして、突然の大声で飛び起きた俺が部屋のドアの方を見ると、両腕を下に振り下ろし、全力の声を出し終わった渚がそこには立っていた。

「はぁ...はぁ...もう、なんで私が起こしに来なきゃいけない訳!?
まったく...ご飯、できたわよ!
早くご飯の準備手伝いなさい」

「ハ、ハイ...」

俺が返事をすると、「ふんっ!」といいながら、俺の部屋から出ていった。

こいつツンデレのくせしてすげえお母さんみたいだよなぁ...
いや、ツンデレだから、なのか...?
逆にこれ、よくあるパターンなのでは...

朝から俺はツンデレについてのなにかを学んだ。

と、そういえばあいつは...
雫はどうしたんだろうか。
もう起きたのか?あいつはほんとによく寝るから...

「雫!!!早くおきなさーーーーーい!!!」

「わあ!?ひえぇ...渚ちゃんごめんなさーい!起きたから!起きたからぁ...」

...うん、やっぱりな...
てか、隣の部屋で俺が渚に叫ばれてるんだから起きとけよ...

そして俺は気持ちを切り替え、朝の穏やかな気持ちで窓を開いた。

(よしっ!今日も頑張るぞっ!)

ちなみに佐藤さん夫婦は一昨日から旅行に行っており、今日の夜中、家に帰宅予定である。

つまり、今この家には俺と雫と渚の3人だけ。
そのため渚がひときわお母さんのようになっている。

そして、みんなでご飯TIME。
今日の渚のメニューは...
ごはん。味噌汁。焼き魚。

おお...古き良き日本の和の心を感じる...

しかし、誰しもがご存知の通り、この日本らしいメニューが本当に旨い。

俺はさっそく朝ごはんを口に運ぶ。

「おお...朝からうめえ!」

自然と放ったその言葉で彼女は頬を赤らめた。

「そ、そんなに大げさに言わなくたって...
私の作ったものならなんでも美味しいに決まってるんだから!
当たり前でしょっ!」

あ...ツンデレしてる...
でもすごくいい奴。
それだけはすごく伝わる。

と、ふと正面でご飯を食べている雫の方を見てみると、目をキラッキラとさせていた。

「もぐもぐ...おお!おいひいぃ!ほっぺがいっぱい落ちたよぉ!渚ちゃん、ありがとう〜!」

(ほっぺが...いっぱい...?まあいいか...)
雫の言葉にいちいち突っ込んでいたらきりがない。

渚が優しく微笑む
「ふふ、雫にそう言ってもらえてよかったわ」

この空間かわいいぃ...癒やしだぁ...
渚は雫にだけはかなり甘いのだ。

そして俺は歯を磨き、服を着替え、学校に向かう準備を整えた。

ちなみに...俺はいつも恥ずかしいのだが、家族3人で登校をするのが日常だ。

理由はとくになし。

しかし今日、渚はというと、
「佐藤さんたちが帰ってくる前に少しでも食器とか洗っておきたいから2人で先に行っててちょうだい。」

と、言ったので雫と俺で2人で先に登校をする。


ちなみに俺たちの登校風景は実に奇妙なものである。

まず、雫が
「学校学校♪ランララーン♪」
と、学校大好きソングを歌いだす。

俺はそれに手拍子をして盛り上げる。
「あら、よいよいと♪」
周りからどう見えているのかなんてものは気にしない。気にしたら死ぬ。

と、雫が突然歌うのをやめてこちらに話しかけてきた。

「そろそろ体育大会だよね?楽しみだな〜♪クラスのみんなで協力して1位を目指す、あの団結感が最高だよねっ!」

そう、こいつは女子で学年1の運動神経を持つ。
それなら体育大会もさぞかし楽しいだろう...

俺は雫を気遣った返事を返した。

「ああ、ソウダネ!はははは。」

俺はなんて分かりやすいんだ。
しかし、雫はなにも思わずに会話を続ける。

「優樹くんはなんの競技が好き?私は〜...」

うんうん、今年も期待してるぞ〜

ちなみに俺と渚はクラスで底辺争いをするほどに運動神経が悪い。
身体が運動、というものを受け付けていないのだ。

俺のシャトルランは40回!
...な、ひどいだろ?

渚の方はというとよくは知らんがみんな走ってたのに一人だけ隅っこで息を切らして倒れてるのは見たことがある。
みんなが渚ちゃんカワイイって笑ってた。

俺のときはダサいって笑われた。


そしてなんだかんだで学校に到着し、いつものようになんの変哲もなく、面白みもない日常を過ごし、家に帰宅した。

(今日もほんとになにもない1日だったなぁ...)

「ただいま〜」

すると、玄関には先に帰ってきていた渚がいた。
「おかえり。」

「あっ、ただいま...!ははは...」
俺はにっこりと不自然な笑みを浮かべ、自分の部屋に帰ろうとした。

が、渚に突然呼び止められた。

「あんた笑い方...まあいいわ。
優樹、ちょっとこっちに来てくれる?」

「エ...?ナ、ナニ?」

渚はリビングの椅子に座り、俺は渚と向かい合うように正面の椅子に座った。

「さっき帰ってきたら家の前に優樹宛の箱と手紙が置いてあったの...!
よくわかんないけど、父よりって書いてあったわ...」

え...?箱...手紙...?父...?

混乱する俺の様子を見ると渚も焦りながら優しく話し出した。

「ま、まあ、いたずらかなにかだとは思うんだけど...とりあえず、読んでみなさい」

「お、おけい...読んでくるよ...ありがとう...」
俺はそういうと箱と手紙を手に持ち、階段を上がり、自分の部屋に持っていった。

父より...父よりってなんだよ...嫌ないたずらだなぁ...

まず、俺は手紙に手を付ける。
そして、手紙にはこんなことが書いてあった。

【優樹へ
久しぶりだな...
最後に会ったのはお前が小学校に入学した日だっただろうか...
佐藤さん家で楽しく過ごせているようで良かった...

...今回手紙を渡したのには理由がある。
まず初めにこれだけは言っておかなければならない...
俺達夫婦2人は生きている...】

...なんだよこの手紙...いたずらにしてもタチが悪すぎる...
...なんでそんなこと知ってんだ...?
...いや、でも俺の親の死体は見つかってるし...

俺は手紙の続きを読む

【...これだけの文章ではまだお前はイタズラだと思っているだろう...
だから、俺がお前の本当の親だという証拠をみせてやろう。
それは...お前の入学式の日...学校から帰ったあと、窓もカーテンも閉じている中で...お前は...俺の目の前でおしっこを漏らした。】

うん、お父さんです。これは、お父さんですね。どうしよう...生きてるわ...

完全に信じた俺は続きの文章を読む。

【俺と妻の死体が発見されたが、俺たちは今どうやって生き残っているのか...それがお前の疑問だろう。
それは、箱の中にある「コンタクトレンズ」が、あったからだ。
箱の中をみてみてほしい。】

俺は手紙の指示通り、箱の中を開け、中から2つのコンタクトレンズを発見した。

そしてまた続きを読む。

【これは、「入れ替わりのコンタクトレンズ」といって代々俺の血筋で存在しているものだ。

自分の目につけて相手の目をお互いの息がかかるほどの至近距離で5秒間見つめ合うことで効果を発揮する。

その効果は名前の通り、相手の身体と入れ替わることができるというものだ。

そしてこの2つのコンタクトレンズには1つずつに入れ替わった人物の保存機能がある。

保存した人物にはコンタクトレンズをつけ、入れ替わりたい!と、望むだけでいつでも入れ替わることができる。

しかし、一度保存すれば保存し直すことはできない。

保存したあとのコンタクトレンズでも、目を見つめ合えば誰とでも入れ替わることは出来る。

入れ替わったあと、コンタクトレンズは入れ替えられた相手の身体の目に移動する。】

無駄に複雑だなぁ...まあ、なんとなくでなんとかなるだろ...!

【俺たち夫婦は今、誰かの身体に移動し、その身体で生活をしている。
その入れ替えられた人の精神は...俺の身体とともに死んでしまったが、それで、このコンタクトレンズを俺たちがこのまま持っているのは良くないと思い、お前に授ける。
大切に扱ってくれ。】

...なるほど...死ぬ直前に俺の親は死にたくないという想いから誰かと入れ替わったと...
しかし、入れ替えられた人のことを思うと...

どんなひとと入れ替わったのかは知らないが...ひどいな...


手紙の文章はここで終わっていた。

...コンタクトレンズは俺が大切に所持させてもらう。他の人の手に回ればなにに使われるか分からない。

俺自身はこれを持っていても使い道は全く浮かばないが...

そして時間は経ち、夜になった。

俺はこの手紙を読んだあと、しばらく眠ってしまっていたようだった。

目を覚ますと下から渚の声がした。
「おーい、夜ご飯ができたわよ〜!優樹〜、はやく降りてらっしゃーい」

(ん...もうそんな時間か...)

俺はコンタクトのことをわすれ、下の階に向かった。

すると、2人はすでにご飯を囲み、椅子に座っていた。

「優樹、遅いわよ!はやく食べないとご飯が冷めちゃうわ!」

「優樹くん早く食べよっ!渚ちゃんのお料理、今日も美味しいよ〜♪」

「あ、ああ。すまんすまん。」

俺はペコペコと頭を下げたあと、渚と雫の向かいの椅子に座った。

おお〜、今日も美味しそうな料理だなぁ...えっとぉ〜...

(...ゲ...!)

この料理、トマト入ってんじゃねえか...!

渚には「好き嫌いしないの!」って怒られそうだから今まで言ったことがなかったが...

トマト...嫌いだぁ...(泣)
い、いやぁ...(泣)

俺がショックを受けていると目の前でこれまた楽しげな雫の声がした。

「うわぁ〜...このお料理、トマトが入ってる!私トマト大好きだから嬉しいな〜♪」

そう、雫はトマトが大好きなのである。

一体あいつはこんな丸い赤いやつからどんな味を感じてんだか...

きっと俺には感じない、トマトの魅力をあいつは感じているのだろう。

「もぐもぐ...んん〜♪美味しいぃ〜...!」

ほんとこいつは食べ物でこんなに喜べるなんて...小さい子どもみたいなやつだな...

「ごちそうさま!大満足〜!」

(は、はやっ!)

「それじゃあ、お風呂に入ってこよーっと!渚ちゃん美味しいお料理ありがとう〜♪」

「え、ええ...喜んでくれたなら良かったわ...!」

そして彼女はお風呂に行った。

「ふー...私も食べ終わったことだし食器を片付けようかしら...ってあんた、いつまで食べてんのよ!そんなに私の料理って食べにくいかしら!?」

渚は立ち上がり俺の方へ顔を近づけ問い詰めてきた。

やべえ。トマト嫌いがバレる。

「い、いやぁ...渚の料理がほんと旨くてさゆっくり味わいたかったんだよ...あははは...」

流石に無理あったな...

「ものは言いようね。
まあ、いいわっ、食べ終わったら教えてちょうだい。お皿片付けるから」

(はい...あざす(泣))

そして俺はなんとかご飯を食べきり、瀕死状態で自室へ向かった。

「ふー...流石にあの量のトマトはきつかったな...」

しかし雫。
あいつは本当にすごかったな〜...
あんなに早く食べて...今、風呂に入って...

トマトが美味しい、か...一体雫はトマトからどんな味を感じてるんだろうか...

と、ここで目の前にあるコンタクトレンズが目に入る。

...あいつに...

ここで雫と入れ替われば雫が感じているトマトの味を感じることができる。
というか、そんなことはもうどうでもいいんだ。なによりも...

これで雫の身体を、俺が動かせる...

なんでこんな最高なことを思いつかなかったんだろう。
このコンタクトレンズ、すげえじゃねえか...

これで雫のことをもっと知れる...
あいつの、他の人には見せない隠してることとか...全部。
俺の鼓動は大きく音をたてる。

雫と...入れ替わろう...ふふ...

あいつはまだ風呂にいる。
風呂から出た時に話しかけて....部屋に呼んで...よし、やるしかない...!

ここは思い切ろう...!

俺は風呂場の前で雫を待ち伏せした。

雫の風呂はドライヤーも合わせて約30分...くらいか?
髪の毛は肩までだから、周りの女子達と比べると時間は短い方だろう...

すると、お風呂場の前で待機している俺の前に食器をあらかた洗い終わった渚が通った。
「...あんた、なにしてんの?女の子のお風呂場の前で待機なんて、セクハラよ。セクハラ。」

「ア、キニシナイデ。ソンナンジャナイカラ。ネ。」

入れ替わる前、ということで俺は緊張してカチカチだった。

「あ、そう...じゃあ、なにしてんのかわかんないけど...頑張ってね」

彼女の顔は、
(あ、関わっちゃ駄目な危ない奴の顔だ。)
という顔になり、そのまま自分の部屋に向かっていった。

よしっ...渚は行った...雫...まだか...
早く...早く...と願っていると...

ガラガラ...

洗面所の扉が開いた。
「え!?優樹くんどうしたの!??」

肩にタオルを乗せ、髪から滴る水滴を拭う雫が出てきた。
彼女はまだドライヤーをしていないみたいで髪の毛はしめっており、服は白いTシャツに虹が真ん中にプリントされた服をきて、赤色の短パンを履いていた。


そしてここで俺は勇気を出し、雫に大根芝居を放つ。

「ちょっと、俺の部屋に急ぎで来てくれないか!?頼む!頼むよぉ...!辛いよぉ...!」

そういうと雫はおどおどしながら
「えぇ!?りょ、了解!いこいこ!」
といった。

こいつが純粋で単純なやつで本当に助かった...

俺のやってることは風呂場の前で待機というかなりキモいことだが、こいつはなんの迷いもなく俺についてきてくれた。

俺は雫と階段を上がり、ガチャッ...
と部屋のドアを開けた。

「私が来たからもう安心だよ!!
...って...あれ?そういえば、優樹くんってなにが辛いの?」

雫がここで俺の部屋をうろついている間に俺は箱を開け、箱の中にあるコンタクトレンズを目に入れた。

そして、ここでまた俺は一芝居打つ。

「ぐ、ぐわああ!?
目が、目にゴミがぁ...
さっきこの箱に入ってたやつが...
目にとてつもなく大きなゴミがぁぁ!??」

「え、ええ!?ゴミ!?それは大変だ!目に傷ができちゃう!!」

「雫ぅ...俺の目を見てくれぇ...」

俺はそういうと自分の椅子に座り、目の前で雫は膝立ちをし、俺の目のゴミを探してくれた。

「どこ!?どこ!?私が絶対に見つけてあげる!大丈夫!」

「ああ...右目が痛いから右目をじっとみて探してくれるか...?」

「ええっと...うんっ!右目だねっ!よーっし...」

(1)

「ええっと...どれだろう...」

(2)

「んー...私の目の良さを今発揮しないでいつ発揮するんだー!!」

(3)

「うーん...黒目なのかな...それともこれは黒い...ゴミ...?」

(4)

「...!!」

(5)

「あっ!これかも!優樹くん!見つけ...あひぃん!??」

突然彼女は大声を上げ上を向き、顔は辛そうな顔になっていた。膝立ちから内股に座り込み、その後首が下を向いた。

「あう...」

その時の彼女の顔は今まで雫のしてこなかった。見たことのない。目に光を失った顔だった。

そしてその様子を見ながら、俺が瞬きをすると...

突然視界が切り替わる。
目の前には細い足があり、内股で赤い短パン。裸足。
首にはタオルがかかっていた。

「ん、んん...まさか...成功...したのか...?」

まず、ここで俺は自分の声に驚いた。
自分の出す声が雫の声だ...!

「お、俺の!声...!!」

俺は小さい両手で細い首を包む。
はっ!この柔らかい肌触り...!

そして目の前にはすー、すー、と下を向いて寝てる俺。
雫が俺の身体に入り、呼吸をしている。

「やったぁぁぁぁ!入れ替わりが成功してるぅ〜!!!」

俺は興奮のあまり両腕で細くてかわいい全身を思い切り抱きしめた。

雫の甘い香りが自分の全身から感じる。

と、そのとき腕に柔らかいものが触れた。

「はっ!これは胸だ...!おお...膨らんでる...!」

雫の胸は女子の中だとかなり小さい方だと思っていたが、今入れ替わってみて気がついた。

「胸...ちゃんとあるじゃん...ははは...」

俺は興奮しながら自分の部屋にある姿見を見た。

「お、おお...し、雫だ...」

しかし、今の雫は全て俺の思い通りに動く。

ほっぺたをプクーっとさせてみたり、口の中に指を入れ、ちゅーちゅーしてみたりした。

「ちゅうちゅう...ぷはー...私の指...唾液でビタビタになっちゃった...♡」

うぉぉ!!あの雫がぁ...!
かわいい雫がエロい顔をしてるぞぉ!!!
そして、指から雫の唾液が床に垂れた。
あぁ...綺麗な唾液...♡

すると突然...
きゅんきゅん...!

...!?

ま、股が...雫のマンコがうずいてる感覚が全身に伝わってくる...!

「はぁ...はぁ...大丈夫だよ、雫。
もうすぐ、もうすぐ触ってあげるからね...♡」

雫の身体がマンコを触られるのを求めている。
ま、元の精神があまりにも純粋過ぎたからなぁ...
俺が欲求を開放してあげよう...♡

俺はまずシャツを脱いだ。
シャツの下には女もののインナー。
男の俺が今までつけたことのないものだ。
雫の肌に隙間なく張り付いてる...

お風呂上がりというのがこれまたエロポイントを上げている...

ついさっきまで雫はこの身体でご機嫌に鼻歌歌いながらシャワー浴びてたんだもんなぁ...
今はおれの身体だけど...♡

ちょっと...このかわいい胸を揉んでみよう...

...にしても胸を触るというのはいきなり直では刺激が強すぎるだろうか...?

俺はインナーの上から親指で乳首の位置を当て、さしてみることにした。

えーっとぉ...ここだ!えいっ!
俺は親指を突き刺し、ピンポイントに雫の乳首に当てる。

「あはぁぁぁん!?///」ビクッ∑

な、なんだ今のは...!
身体に電撃が走ったような快感...!

雫の乳首って、こんなに敏感だったのか!?

俺は先程の乳首刺しのあまりの気持ちよさにしばらく両指で雫の乳首をクリクリと触る。


「あっ...//あぁ...//」


じんわり...じんわりと快感が全身を駆け巡る...

「このまま...私、イッちゃいそう...あぁ...」

っと、駄目だ駄目だ!
まだまだ雫の身体でやりたいことはたくさんあるんだ...
ここでやりきってしまっては勿体ない...!

そこで俺は次に、赤いズボンを脱いでみることにした。

「よいしょっと...っと、っと、とっ、おわっ!」

ズテン!∑

俺は興奮のあまりズボンを勢いで脱ごうとしてしまい、そのまま尻もちをついてしまった。

「っすぅ...いててて....」

俺は痛む部分を抑えながら目を開いた。

すると姿見にはインナーを着て、パンツを履き、そして、足を下品にガン開いてこちらを向いて座っている雫が写っていた。

「はっ!し、雫...//」

俺は雫のあまりのハレンチな姿に興奮した。

ってか...足...白...!

足を上から下までなでて触ってみる。
サラッサラでもっちもちだ。毛がない。
今まで雫の足を、こんなに上の...太ももの方まで見たことがなかった...

そして、足をパチッパチッと叩いてみる。

ほっそ...そして俺は足の太ももを抱きしめ、鼻をつけて匂いを嗅ぐ。
「...ぐかぐか...ぐかぐか...はー...」
なんて下品な嗅ぎ方だろうか。
本物の雫は絶対にこんなことしない。

しかし...うっすらと香る石鹸の匂い...
女の子の香りだ...

女の子は本当にみんな、いい匂いだ。


「さあ、下着も脱ぐぞ...!」

インナーもパンツも、両方脱いで...雫の...ありのままの姿を...!

そして、俺はまずパンツに手をかける。

雫は...こんなところを人に見せることになるなんて思ってもなかっただろうな...

女の子が1番人に見せるのをためらう場所...ましてや男になんて...

俺はパンツとインナーをすばやく脱いだ...

「はいっ!...ほいっ!」

よし...見るぞ...見るぞ...!

俺は姿見を見た。
...そして...姿見に写るあまりにもきれいな雫の身体に言葉を失った。
雫の乳首...そして、俺に乗っ取られたことによって興奮してヒクヒクとさせている雫のマンコ...
俺は鏡に近づき息を吹きかける。

はぁぁ...//

鏡が雫の息でくもる。
かわいい...//

自然と頬を赤らめている自分がいた。
雫の身体が本能的に、裸を他人に見られてしまってることに照れているのだろうか。

視線を横に向けると...脱がれた雫のパンツ。
水色の、フリフリとしたパンツ...

俺はそのパンツに近づくと、手で拾い上げた。
すると、手に先程まで履いていた雫のパンツのぬくもりを感じ、そして、トロトロとした液体が手に付いた。

「あっ...これが...愛液...」

女の子特有のものが見れてこれは感動する。
しかも、これがあの純粋無垢な雫から出たものっていうのが...これまた興奮する...

よし...そろそろやるか...!

心の準備はできた...!
今はとにかく...この身体の最高の快感を知りたいんだ...!

「雫のオマンコ...お待たせ♡」

雫の声で俺はそう発した。

俺は姿見の前に足を広げて座り、姿見の横の縁に足の指を掛け、マンコがよく見えるようにした。

ここが...雫の1番敏感な...女の子が...1番感じる場所...

優しく...優しく触るからね...雫...!

そういいながら俺は雫のマンコに指を入れる。

ズポッ

「ひぃあぁ!?」

ちょっと触っただけでこの快感!?

気持ちよすぎる...男と女。
やはり構造が全然違うだけあって...感じ方もまるで違う。

もう...駄目だ...我慢が...できない...!

俺は雫のマンコに思い切り指を入れ、クチュクチュと指を動かした。

「あぁ...はっ、あぁん!?ふいぃぃぃん///」

イク...もうイク...!俺...妹の...雫の身体で...!

「あはぁぁぁん//ふぎぃぃぃんふぅぅん///」

「あぁぁぁん//はあ//はぁぁぁぁん//」

このとき...俺は意識が飛びそうなくらいの激しい快感に襲われた。

ぴゅっ!

雫から出た潮は俺の部屋の床に落ちた。

「はあ...はあ...はうううん...」

余韻が...すげぇ...終わったあとにまで感じる快感。
俺はその場で横向きに倒れ込む。
身体が気持ち良すぎて少しビクビクと反応してしまう。

「はあ...はあ...うううう...」

疲れた...女の子は男よりもあまり行為で疲れたりしないと聞いていたが...
俺が、気を張りすぎたか...

俺は倒れた身体を起こし、その場に座った。

...あぁ...気持ちよかった...!
こんなに女の子の性行為が気持ちいいものだとは思ってもみなかったなぁ...
ま、雫が美少女過ぎておかずにピッタリだったっていうのもあるが...

余韻を感じ終わり、ふと横を見る。

...で...なんで雫は...俺はまだ寝てるわけ?


すー...すー...という寝息は聞こえる。
しかし、起きる気配は一切ない。

「てかこれ...どうやって元に戻るんだ...?」

そう思った瞬間少しゾッとしたが、今は楽しむときだ。
とりあえずはなにも考えないことにした。

「ま、いいや!なんとかなるだろ!」

そんなことよりも...
俺はこの身体で確かめてみたいことあったんだ...!

それはトマトだ。雫のこの舌でトマトを食べてみたいのだ。

雫の舌を使えば味覚は雫なのでトマトも雫が感じるままの味になり、旨く感じるはずだ。

「よし...冷蔵庫にレッツゴーだ...!」

と、それにはまず服を着て...と。

マンコは濡れているし...パンツも...だが、仕方がない。

俺はパンツを履き、インナーは...まあ、着なくていいや。乳首が透けてしまいそうだが...それもエロい。

俺は裸の上にシャツを着て、ズボンを履き、股間に感じる冷たい感覚のこそばゆさを我慢しつつ、階段を降りて冷蔵庫へ向かった。


俺は無事キッチンにつき、冷蔵庫を開ける。

ガチャッ...

えーっと...トマトは...

あった。渚はいつも冷蔵庫のここにトマトを置く。

俺は冷蔵庫の中に手を伸ばし、トマトを持つ。
「うーん...手にトマトを持ったが...ここからどうしよう...」

「まるかじり...?切るか...?」

俺は自然と一人言を話していた。
雫の身体が俺に馴染んできたのか、声を出してもあまり違和感を感じなくなってしまっていた。

すると、突然、右肩になにか重さを感じた。

「へ...?」

後ろを振り返ると...悪魔のような顔をした渚がいた。

「雫...あんた、一体なにしてんの...?」

「ふぇ!?え、えっと〜トマトを今食べようかと思いまして〜...えーっと...こんな感じに...カプッ...もぐもぐ...」

ってかうんまーー!!!!!?

甘み...食感...何もかもが最高な味...!

「ってか、なんかあんた話し方違くない?そのよそよそしい話し方...」

(...え?察しが早すぎないスカ...?)

「まるで優樹...みたいじゃない...?」

えぇ!?...なんか、薄っすらバレてる...!?ここはまた俺の無理やり作戦で...!

俺は作戦を決行するため無理やり渚の話を遮り自分で話し始めた。

「その事についてちょっと話があるから...
渚、ちょっとそこのソファで待ってて!
ちょっと...上に行ってくる!!」

「え...?渚って...ちょっと!待ちなさいよ!」

待ってられるか...!
俺は自分の部屋に戻り、目に入っていたコンタクトレンズを外し、もう一つのコンタクトレンズを目に付け替え、下の階に向かった。

あいつ、制服姿にエプロン着けてたな...入れ替わりができたらエロエロじゃねえか...♡
あの、ザ、女な服装。
そうそう男が味わえたりするもんじゃねえぞ...

そして、猛スピードで階段を下り、リビングのソファに座っている渚のところに行った。

「えっと〜...あんたは一体...
...どういうことなのか説明してくれるかしら...?」


ここから俺...どうする...?

話をここで止めるには渚と入れ替わって黙らせる...しか残ってない。


作戦1は無理やり覆いかぶさって渚の目を見る...

作戦2は目をよく見て俺の話を聞いてほしいという流れにする。


...にしても渚に今の情報を説明できることなんてなにもないし、5秒も話が続けられる気がしない。
あときっと渚は話を聞いてる途中に上を向いたり横を向いたりとよそ見をしてしまうだろう...


まだ可能性があるのは作戦1の方かもしれない...!
問題は雫の身体で渚を抑え込めるか、だが...

でも...もうやるしかない!!

俺は渚の肩を掴んだ。

「えっ?な、なによ...」
渚の顔は突然のことに怯えていた。

「それっ!」

ガバッ!

俺は渚の身体へ覆いかぶさった。

渚は抵抗し、大暴れを始めた。

「なによ!!雫やめて...離して!!」

なんだよこれ...なにしてんだ俺...こっからどうやって渚の目を見るんだよ...!

「どいてって言ってるでしょ...!!」

すると渚がここで残った体力を全力で使い俺を引き離そうとした...
が、偶然そこで渚の唇と俺の唇が重なった。

「ん!??し、雫...やめて...んん...」

その瞬間頬を赤らめ、渚の力が大きく弱まる。

しかし...だ、駄目だ目を見れない...
渚はキスをされたことによって目を閉じてしまった。

すると...突然お互いの胸がどくんっ!と痛いほどに強く激しく鳴った。

「んん!?し、雫...胸が...くるひい...んちゅ...」

なにが...起きてるんだ...?

すると、渚の目はピクピクとしながら苦しそうに開かれる。

その目の中にはコンタクトレンズが見え、俺の目の中のコンタクトレンズが少しずつ、何故か渚の目の中に移動している様子が見えた。

これは、俺の精神と渚の精神が入れ替わる、準備をしているということだった。

胸がドクンドクンとより強く鼓動を上げ、そのたびに足をピンと伸ばし、渚が俺の口に息を吹き込んでくる。

ドクンっ!
「うぷっ!?」

ドクンっ!
「ひゃうぅ!?」

ドクンっ!
「けほっ!!」

ドクンっ!
「はぁっ...ん...」

ドクンっ!
「はへっ...!?」


渚はその後目をつぶり、気絶してしまった。

そして、よっぽど苦しかったのか、渚の目から涙が見えた。


そして、俺の胸も突然ドクンッ!
となり視界が歪みだした...

...

「うっ...ううん...重い...」

目を開けると、そこには雫の顔があった。

「入れ替わってる...」

自分が出した声は少し違うが紛れもなく渚の声だった。

雫はお腹の上に顎を乗せ、すー、すー、ふにふにと眠っているようだった。
でへへ〜カワイ♡

...でも、今はこの雫の中に渚が眠ってる...んだな。

...にしても、入れ替わり方法にキスもあるなんてな...
このコンタクトレンズ...使い幅が広すぎる...

と、俺は雫の身体をソファに寝かせ立ち上がった。

そして、背伸びをする。
「ふーっ...て、胸でかっ!??」

シャツが胸を圧迫して少し苦しい。
ってか、知らんよ?知らんけど...Dカップくらいはありそうだな...!
雫はB...ぽかったから...渚の胸...めちゃくちゃにでかい。

あと、身体が少し重い...?
雫が華奢で細すぎるということもあり、一般女子である渚の身体は少しだけ重く感じた。

...にしても雫...可愛い顔してすーすーとよく寝てんなぁ...

次、渚の身体で抜くとしたら雫の身体のときとのパターンの変更もちょっと欲しい感あるからな...

「ふふっ...やってみるか...」

俺はとりあえず自分の目からコンタクトを外し、また入れ替わってしまう可能性を除外しておいた。

また、予期せぬなにかで入れ替わっちゃったらややこしいからな...

俺は雫の身体を仰向けにし、太ももの上にまたがって座った。

そして、雫の腰を支えながら持ち上げ、俺の肩に顎を乗せた。
これだけ動かしても渚は起きずにふにふに言っている。
目を絶対に覚まさないこともこのコンタクトレンズの作用なのだろうか...?
そして、目を覚まさせる手段もなにかあるのだろうか...

俺は寝ている雫の両肩を両手でつかみ、顔を俺の真正面に出した。

「...雫...私...もう耐えられないわ...♡」

渚の声を真似つつ、俺は雫の口にキスをした。

くちゅくちゅくちょ...

「ん、んん...あむっ...はぐっ...」

雫は少し顔をしかめたが、目を覚ますことはなくそのままキスを受け入れた。

雫の口から少し感じるトマトの味...
まるで雫が渚に口移しをしてるみたいだ...♡

俺はしばらくキスをしたあと、立ち上がり、雫の身体をまた寝かせる。
さあ、次のお楽しみだ...!

寝ている雫は、口をむにゃむにゃとさせていた。
渚の味...お前のかわいいお口の味を...感じてくれたかな...?

俺はまた階段を上がり、自分の部屋に入り、姿見の前に立った。

学校の制服姿にエプロン...エロいなぁ...

俺は右手の人差し指を渚の口もとにあて、少し上を向き、左手を腰に当て左足を左に出し、ポーズを取る。

「ふふん...私、かわいいでしょう...!」

はい...最高に可愛いです...!

渚の口調で渚が言わなそうなことを言うと、支配感が出て心地よい。

さあ、今度は渚の身体で脱ぐか...!

にしても...2人の身体を扱ってみてよく分かる。

おなじ女の子でも、全然感覚って違うもんなんだな...

雫の身体は幼い女の子。
という感じの身体だった。細くて、胸はそこそこあったがでかくはない。
子供のようで...でも身体はきちんと大人の作りになっていて...

そんな感じだった。


と、エプロンは後ろで結んであるんだな...
俺は渚のエプロンを脱ぎ、カッターシャツも脱ぐ。

あっ...ブラ...だ...

視線を下に向けるとそこには大きな胸と谷間。

そう、渚の身体はまさに女の子が「綺麗な女性」に向かっているような身体だ。

今はまだ高校生でかわいらしい体つきをしているが...
きっともう少し時が経てばすごく女性らしいきれいな体型になるぞ...

「へへへ...もみもみ...うぅん...//」

っとやばいやばい。
無意識のうちに揉んでいた。

渚の声で出す感じてる声エロすぎ...

ブラのホックは後ろにある。
腕...届くかなっと...ほいっと。

腕がすごく柔らかく軽々とブラのホックのところに手が届いた。

これは渚が普段からよくブラを外してる影響だな...

渚もこんな感じに毎日1人でブラ外してたんだな...

そういう小さな特徴が渚の身体から女の子を感じさせる。

カチッ

おっ、ブラのホックが外れた...!

俺はホックの部分を持ち、ブラを横に広げ、渚の胸が鏡にうつって見えてしまわないように隠した。

それじゃあ...お楽しみの...?

渚の胸...オープン!

じゃん!!

「おーっ!!でっけー!!」

胸で足が少しだけ隠れるレベルだ。

やっぱ...雫の胸って小さかったんだな...
ま、それが可愛いんだけど。

あとは...スカートを...脱いで...ポイッ

そして、パンツもぬい...よいしょっ!

よし、雫の身体のところまで急げー!

おれはこの状況。
この渚の身体を精一杯...楽しむぞぉー!!

早くしないと佐藤さん夫婦が帰ってくるかもしれない!
後悔なんて絶対にしたくない!!

裸で俺は階段を全力で走る。
股間がすでに少し濡れているため、とてもスースーする。

絵面がやばい。

ソファの上には...よし、雫...いや、渚が...いる!

1度自分の部屋に戻ってまで
俺のしたかったこと...それは...

渚のマンコに雫の指を入れること。だ...

これだけは絶対にしなくてはならない...!

女の子が女の子に犯される...絵面もエロければやられているとき雫を見ながらなので視覚的にも興奮する...!

...ん?待て...待てよ...
雫の身体も裸にして...渚の肌と雫の肌が擦り合うオナニーとかの方が...最高じゃね!!?

雫のマンコと渚のマンコが触れ合うかもしれない...

うひょ〜♡

ワンチャン渚の潮が雫の中に入るということもあるかもだな...ふふふ...

雫の濡れたズボンと、びしょびしょのパンツを脱がせ、下半身丸出しのシャツはあえて着させたままの状態にさせた。
インナーを着ていないのでシャツを触ったときに雫の肌の感覚を感じられるし...なんか、裸よりも逆に1枚着てた方がエロい気がする...

...ごくりっ

よし、雫の足の上にまたがってと...よいしょ!

うわ、冷てっ、濡れてるじゃねえか...最高だなぁ♡
あ、雫...渚が寝ながら辛そうな顔してる...ごめんごめん。ちょっと強く乗りすぎた...

っと、よし...またさっきと同じように雫の腰を持ち上げて...どっこいしょっ!

そして、雫の顎を俺の肩に乗せる。

この、乗っかったときの顎の重さが毎回かわいい...♡
そして今俺と雫はハグ状態...雫の温もりを感じる...
甘い、いい匂いする...はぁ...!

そして俺は雫の右手を俺の左手で取り、人差し指だけを出すように他の指を抑えて...

俺は右腕で雫を支える。
「よし、入れるぞ...!」
雫の右手の人差し指を自分のマンコに入れた。

ぐちゅっ...
「ひゃぁぁぁん//」

う、うわぁぁぁ...!すげえ刺激...!
と、それもだが渚のこんな弱々しい声初めて聞いたぞ...!かわいい声だすじゃねえか...!

俺は興奮して自分の顔を赤らめる。

よし...このままイッちゃうか...!

このコンタクトレンズがあればまたいつでも入れ替われる。夢みたいだが...夢じゃない。...よいしょっと!

ズポッ!

「ひぃぃぃん!はぁ...//」

ああ...最...!

ガチャッ

すると突然、玄関の方から扉の開く音がした。

「ただいま〜おみやげ買ってきた...よ...え...渚...ちゃん...?」

お、お父さん...だ...見られてしまった...な、なんてことだ...佐藤さんが...佐藤さん夫婦が帰ってきて...

そして、お母さんも来る。
「あなたどうしたの?そんなところで止まっちゃっ...え...?」

どうする...どうすればいいんだ...!

俺は...幸せに暮らしていた渚の人生を今、大きく変えてしまったのかもしれない...

「あっ、あの...これは...」

俺はこのまま黙っていても仕方がないと思い口を開こうとした。すると...

「クックック...」

お父さんが突然笑いだした。

「えっ、どうしたんです...か?えっ...」

1番どうしたの状態なのは俺なはずなんだが...突然笑いだしたお父さんに俺は寒気を覚えた。

「使ったんだな...だよな...君は...渚ちゃん、君は優樹くん...だね...なあ、お母さん...俺は嬉しいよ...」

「ふふ...そうね...優樹くんもこんなことしたくなるくらい大人になった。
ということなのね...ふふふ...」

俺の頭がおかしくなったのか?何いってんだ?この人たち...

「な、なにを言って...」

するとお父さんが口を開く。
「優樹くん...教えてあげよう...俺が...君の本当のお父さんだ...」

...え?
な、なにいってんだ...?俺のお父さんはとっくの昔に死んで...

いや、そうだ...死んでないじゃん...

俺はお父さんに話しかける。
「そうか...お父さんとお母さんは死ぬ瞬間に誰かに乗り移った...それが...!」

「そうさ...俺は佐藤さんの身体に乗り移った...優樹、俺は君の父親だ...」

なっ!なんだってぇぇ...!?

「俺は10年ほど前...ここにいる妻とともに命を落とした...
しかし、その前に俺たちは、佐藤さんの身体と入れ替わっていたんだ...」

「い、いや、な、なにいってんだよ!佐藤さんの人生を奪っておいて...しかも10年って...そんな長い期間も代わりを...」

するとまた深刻な顔でお父さんは話し出す。
「勘違いするな優樹。
佐藤さん夫婦は俺と旦那さん。こいつと佐藤さん夫婦の妻とが互いに入れ替わってる間に自ら自殺したんだ。
まあ、まずなぜ入れ替わったかという理由を説明しようとすれば長くなるが...」

「...」

俺は言葉を失った。

が、突然お父さんが何故か明るく俺に話しかけてきた。

「いや、それよりさお前!今雫ちゃんの指を使って渚ちゃんでイこうとしてたな!いやあ、流石にすごいこと考えるなぁ...!」

「あ、え、え、ま、まあ...//」

真面目な話から急にこのムード。
この人、やばくない?どんなテンションしてんの?

なんか...恥ずかしい...!
てか俺今全裸なんだった...!

渚の身体は他人に裸を見られなれておらず、熱々だ...熱が出てるみたいにぐわーっと体温を上げる。

親父が続けて話す。
「にしても...お前もったいないなぁ...
雫ちゃんに入ってる...渚ちゃんかな?
意識がぐっすり寝てるじゃねえか!
起こせばいいのに...そしたらそこから渚ちゃんにちょっとした命令もできるのにさぁ...
俺が命令してやるよ。
お前はまた雫ちゃんの足にまたがってろ。」


えっ!?眠ってる意識、入れ替わったあとにでも起こせるの!??

じゃあ、手紙にそうやって書いとけよ...

俺はそう思いながら雫にまたがった。

親父は俺に説明をする。
「えっと〜、まず首の後ろの方を抑えるんだ。
そして...耳に命令をつぶやく...そしたら、意識は本人なのに命令通りに身体が勝手に動くんだ...
まあ、とりあえずやってみろ。
俺は妻と一緒に自分の部屋に戻っとくよ!
旅行の思い出語りさ!!バイビー!」

あいつ...!お父さんは突然現れたかと思ったら突然消えていった。

俺は言われた通り雫の首の後ろを抑える。そして、こうつぶやいた。

「私の身体の...オマンコをいじって犯して...♡」

すると、雫が目を覚ました。精神は渚だ。

「う、ううん...えっ!わ、私が目の前に...あ、あれっ!?私の髪が...ピンク色...これ、もしかして...」

気づいたようだな...雫の身体になっていることに...
そして...俺はもう一度、渚に命令をした。

「私のオマンコを犯してちょうだい♡」

すると、雫の顔は真っ赤になった。
「な、な、なに言ってんのよあんた...!?ってあ、あれ...指が...勝手に...や、やめて...雫は...純粋な子なの!
こんな汚れたことさせられない...」

すると、渚は命令に逆らえず、俺のオマンコに指を入れた。

「あ、あぁぁぁん!??//」

俺はあまりの快感に声を上げる。

くちゅくちゅ...

「も、もうやめて...!はっ!ここ...私の身体で1番敏感な...そんな...やめてっ!!」

「はっ、はっ、あん!?イク!イクゥゥ...」

「あはぁぁぁん!?うふぅぅぅん!?ひぐぅぅぅぅっ!?」

ピュッ!

俺は渚の身体で絶頂を迎えた。

ピュッ!と出てしまった潮は、雫のシャツにベッタリとついてしまった。

「や、やだぁ...もう...最低...私...ぐすっ」

雫が...泣いてる...
あんなにいつも笑顔な雫が...

...確かに雫の身体はけがさせてしまったが、心が傷ついていく様子までは俺も見たくはなかった。

今俺の部屋で寝ている雫の精神。
このまま起こさないのが正解だな...

しかし...渚にも雫の身体にせっかく入ってもらったんだから雫の身体の快感だけは感じてもらいたいな...
渚とは少し感覚が違うし、しかもすっごく気持ちがいいし...

俺は泣いている渚の、雫のオマンコに気づかれないようにそっと指を近づける。

「ひっく...ひっく...」

さあ...この泣き声の後はどんな声を出してくれるのかな...?

...それっ!

ズポッ!

「...はうぅぅぅん!??」ビクッ∑

渚は雫の身体で思い切り声を上げた。
なんだ渚...お前雫の身体でいい声出すじゃん...

すると渚はおどおどとしていた。

「や、やめ!も、もうやめて!
雫の身体にこれ以上ひどいことしないで!!お願い!」

同じ女の子同士だが感じ方はきっと全然違うのだろう...
渚も今それを体感できただろうし今日はこの辺で許してやるか...!

と、思っていた矢先。
...俺は疲れたのか、なぜなのかはわからないがここから突然意識を失ってしまった...



翌日、目を覚ますと俺は自分の身体に戻っており、普段渚が起こしに来る時間よりも朝早くに起きた。

今日は実は体育大会だ。

...というか、昨日あんなことがあったのに渚のやつ俺や雫を起こしに来るのか...?

ドスドスドスドス...階段をあがる音が聞こえる。

ガチャッ
「優樹〜、起きなさ...あら?珍しいわね?あんたが先に起きてるなんて...」

「あ、ああ...まあな...」

あれ...?案外普通な反応してるな...

「ちゃんと起きてくれて、私も助かるわ...それじゃ、雫も起きてたり...」

渚が雫の様子を見に行く。

「...寝てるわ。
ふふっ、思ったとおりね。まーたお腹出してよく寝てるわ。」

やっぱりか...
って昨日のはなんだったんだ...夢だったのか...?

と、思ったが目の前の床を見て少しだけ考えを改めた。
ん...?なんか、すげえ綺麗に床が拭かれてねえか...?うーん...うーーん...

「雫!!!早くおきなさーーーーーい!!!」

「ひえぇ...渚ちゃんごめんなさーい!起きたから!起きたからぁ...」

あぁ...いつもの朝だ...入れ替わるのも最高だったが...
やっぱりなんか...暖かい日常最高...!

そして、下の階に降りてみるとそこには佐藤さん夫婦...(?)がいた。

穏やかな顔をしたいつものお父さんだ。
「やあ、優樹くんおはよう。今日は体育大会の日だね。」

お母さんも来る。
「おはよう優樹くん。今日は頑張るのよ。私、応援しに見に行っちゃうわね!」

...ん...やっぱりあれは夢...?

ははは...俺もキモい夢見るもんだなぁ...

そして、朝...学校に登校し、体育大会は始まった。

第1演目学校全体でのラジオ体操。

雫の様子は...力がみなぎっている...
眉は漢数字の八を逆さまから見たような力強い眉をしていた。

渚...は、へにょんへにょん。
プリンをお皿に移したときの横にプルプル揺れる動きみたいな...
とにかく不器用な感じが...すごい。


第2演目は高校1年生の女子対抗リレー。

出場の前に雫が俺のテントのところに話をしに来た。

「優樹くんみててねっ!
私、アンカーになれたから、最後にびゅーんって走っちゃうよっ!」

「はいはい、見てるよ。」

そして、リレーは始まった。

しばらく時間が経ち...リレーは終盤。
アンカーがバトンを受け取る準備をする。
すると、周りから突然、騒がしいコールが始まった。

「雫ちゃん!雫ちゃん!雫ちゃん!」

な、なんだこれ!?すげえ人数が雫のこと応援してやがる...!

その応援を聞いた雫はニコッと笑い、みんなに手を振る。
そして、腕を横に伸ばしストレッチを始めた。

ほんと...いいなぁ...人気者は...!
俺も雫みてえになりてえよ...

...しゅわん...!

え...?

突然俺の視界が切り替わりふらつく...世界が回る...

「あうん、んん...」

俺は頭を手で抑える。

すると周りが少しざわつく。
「雫ちゃん、どうしたんだ...?」

なんか...身体の感覚が違うような...最近感じたぞ?この感じ...
意識がはっきりとしはじめ、下を見ると、青い体操ズボンに胸がぱっつりとした体操服...頭にはちまきを巻いて...肩にはピンク色の髪が...って...この身体...

「雫じゃねえかぁ!??」

このときあの出来事が夢ではなかったことが俺の中で確定になる。

そして俺はその後、雫の身体を使い本当に1位を取る。

周りは大歓声!!

雫の身体って...なんて動かしやすいんだ...!!1位嬉しいなぁ!!!

俺はこれからも度々色々な女の子と入れ替わってやろうと心に決めた。


このコンタクトレンズで、


また...見つめ合って。


あとがき
美味しいところとか、自分自身が興奮しながら書いているというキモい状態になっていましたが、読んでる人もそうなってくれたでしょうか?
2回入れ替わるので同じ展開にならないようになんとか工夫しました!
いやぁ...長かった。w

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